かつての東西ドイツの首都といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳282】
【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】
東ドイツはベルリン、西ドイツはボンです。
ドイツは第2次大戦の敗戦により1949年に東西に分裂され、東側はドイツ民主共和国(東ドイツ)、西側はドイツ連邦共和国(西ドイツ)が誕生しました。
東ドイツの首都はかつてのドイツ帝国の首都のベルリン、西ドイツは暫定的な首都としてボンとなります。
ボンは小さな都市で、あえてボンを暫定首都としたのは、ドイツ再統一の際に首都を再度ベルリンにするためでした。
1990年の東西ドイツ統一に当たって、暫定首都ポンの実績が評価され、ベルリンとボンの決議が行われ、338対320の18票差でベルリンとなります。
ベルリンに連邦首都として連邦議会が置かれますが、連邦政府はベルリンとボンの両市に分散設置され、現在はベルリンに8つの省、ボンには6つの省が置かれています。
政府職員はベルリンとボンの間を、2008年は延べ6万5000回往復していましたが、最近ではIT技術を活用して、移動回数を少なくする努力もされているようです。
▶ 東西ドイツ統一といえば?
1990年3月に東ドイツ初の自由選挙が実施され、早期統一を主張する保守連合が勝利し、統一への動きが進みます。西ドイツの基本法(憲法)に基づき、東ドイツを西ドイツに編入する国家統合が決定され、1990年10月3日統一で東ドイツは消滅しました。
▶ ドイツ連邦共和国
(引用:外務省HP)
=== ここまで約370字です ===
関連記事の紹介
▶ 信号機の男の子「アンペルマン」
アンペルマンとは、旧東ドイツの歩行者用信号機にデザインされている「止まれ」「進め」を表す男の子のキャラクターです。ずいぶん可愛らしい三頭身のデザインです。
東西ドイツが統一される際、旧西ドイツの信号機のスマートな大人のシルエットに移行することが決まったのですが、市民の間から「可愛い男の子を救え」という運動が起こり、その信号機の男の子は残されることになりました。現在では洋服や文房具のキャラクターとしても大人気です。
>>> 1分間スピーチ!雑学ネタ帳の一覧表は こちらから どうぞ
まとめ
会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?
人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。
1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。