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北海道限定・110年のロングセラー炭酸飲料といえば?【1分間スピーチ|雑学ネタ帳301】

【1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタの紹介です。】  

リボンシトロンとリボンナポリです。 

1909(明治42)年6月10日、当時の大日本麦酒サッポロビールの前身)が健康増進という観点から、ヨーロッパで広く愛飲されていたレモン水を参考に柑橘系清涼飲料水「シトロン」を初めて発売しました。

シトロンとは、「丸仏手柑(まるぶしゅかん)」と呼ばれて日本に伝来した柑橘類の一種で、これにちなんで「シトロン」と命名されました。

発売当時のシトロンの価格は1本10銭。米1キロ16銭、もりそば1枚やコーヒー1杯が1~2銭、食パンが5~6銭程と言われていた時代。大変高価な飲み物でした。

当初の売行きは低迷。1911年(明治44年)頃から売行きが好調となるにつれて、類似品が続出したようです。

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1911(明治44)年5月23日、「ブラッドオレンジ果汁」を使用したオレンジ色の炭酸飲料「ナポリン」を発売しました。

ブラッドオレンジは、地中海を代表する柑橘類であることから、地中海の代表的な都市「ナポリ」にちなんで商品名「ナポリン」と名づけられました。

今では果物は使っていませんが、パプリカ色素を使用した「植物由来のやさしい色」で仕上げられています。

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1914(大正3)年、飲料水に長く使用できる名前として「ボンブランド」が誕生し、商品名は「リボンシトロン」「リボンナポリン」となります。

「飲料水に長く使用できる名前」というテーマで社内公募します。明治40年から41年にかけてリボンが大流行。当時の新聞広告などには、髪にリボンをつけた女性が数多く登場。そのことが背景となり、リボンが選ばれ1914年に商標登録されました。

1957(昭和32)年12月、テレビCMの少女キャラクター「リボンちゃん」が誕生。小さな女の子が赤いリボンで髪を結んでいるのが特徴です。

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炭酸飲料は、ビール製造の工程で発生した炭酸ガス有効活用するために商品化されたのが始まりです。

 

最初は全国販売されていましたが、第二次世界大戦で中止となり、現在は北海道限定のようです。

 

おばあちゃんの家に行くと出てくるイメージがあり、道民に長く愛されている炭酸飲料です。 

 

 === ここまで約330字です ===

 

関連記事の紹介

▶ 6月10日は「リボンシトロンの日」

初めて「シトロン」が発売された1909(明治42)年6月10日を記念して、「リボンシトロンの日」が2018(平成30)年に一般社団法人・日本記念日協会に登録されました。

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▶ 5月23日は「リボンナポリンの日」

初めて「ナポリン」が発売された1911(明治44)年5月23日を記念して、「リボンナポリンの日」が2016(平成28)年に一般社団法人・日本記念日協会に登録されました。

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www.pokkasapporo-fb.jp

 
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まとめ

会社や集会などでスピーチに困ったことはありませんか?

人前で話すことが苦手な人に、1分間(300字)で話せるおすすめの雑学ネタを紹介しています。

1分間に話す文字数の目安は300字と言われています。スピーチが不慣れな人は、300字よりも少なめの文字数で準備し、落ち着いて少しゆっくり目に話されることをお勧めします。3分間スピーチの場合は、その約3倍の900字が目安になります。よろしかったらご参考にしてみてください。くれぐれも時間厳守でスピーチ頑張ってください。 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。
次回もよろしくです。